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国税電子申告・納税システムの運用開始
国税庁長官官房企画課情報技術室長
岩崎吉彦



 国税電子申告・納税システム(e―Tax)の運用が来る2月2日から始まります。
 e―Taxは、政府全体として推進している電子政府の実現に向けた取組みの一環ですが、税務行政においても納税者利便の向上の観点から大変重要な施策です。
 e―Taxは、これまで書面を用いて行っていた申告や納税などの国税関係のさまざまな手続について、インターネットを利用して電子的に行うという選択肢を納税者等の方々に提供するものです。納税者等の方々においては、税務署まで出かける手間が省けるだけでなく、e―Taxに対応した会計ソフトを利用して経理・決算処理、申告書の作成及び提出という一連の作業を電子的に処理できるようになり、事務の省力化、ペーパーレス化による経費削減が期待できることになります。
 また、e―Taxにおいては、納税者等の方々に安心してご利用いただけるよう、例えば申告等データの暗号化や電子署名の付加により盗聴や改ざんから大切な個人情報を守るなど、その分野における最新技術の採用により、セキュリティの確保には万全を期しています。
 e―Taxの運用開始に当たっては、納税者の方々の信頼を得るべく、安定的な運用の確保を最優先とするとの基本的な考え方に基づいて、まず名古屋国税局管内の納税者の方々を対象にスタートし、安定稼働を確認しつつ段階的に利用対象地域や業務を拡大していく計画です。本年6月からは全国運用を行うこととしていますが、その後も、利用可能手続の範囲の拡大や受付時間の延長など利便性の向上に継続的に取り組んでいく予定です。
 できるだけ多くの方々によく知っていただき、そしてご利用いただけるよう、「e―Taxホームページ」(http://www.e-tax.nta.go.jp)において最新情報の提供を行っています。また、e―Tax利用のあらましについて説明したリーフレットも税務署の窓口に備え付けていますので、どうぞご参照ください。
 さらに、e―Taxの利用手続に関する問合せに電話やメールで対応するため「ヘルプデスク」(ナビダイヤル0570・015901)を昨年8月から設置していますので、こちらもご利用ください。ヘルプデスクでは、運用開始に備えパソコン操作等の技術的な問合せにも対応できるよう、1月からさらに専門スタッフを投入し体制を強化することとしています。
 なお、e―Taxをご利用いただくための具体的な手続としては、事前に開始届出書を所轄の税務署長に書面で提出していただく必要があります。名古屋国税局管内の納税者の方々については、この開始届出書の受付をすでに開始していますし、またその他の地域の方々については、本年4月1日から受付を開始いたしますので、ぜひ、e―Taxをご利用いただきたいと思います。



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