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介護保険制度の改正に向け
第三次システム研究会がスタート



 平成18年度実施を目指す、介護保険制度初の本格的な改正に向けて、厚生労働省の検討が大詰めを迎えています。
 これに伴い、市町村の実務担当者による「介護保険システム研究会」の活動を再開します。これは栃木県と県下各市、国保連合会の介護保険実務担当者によって平成11年度に組織された研究会です。これまでに18回の会合を行い、制度施行時および支給限度額一本化の平成13年度に、それぞれ報告書(システム設計書)をまとめています。
 このたび制度改正に向けて、新たにシステム内容を検討し直すべく活動を再開するもので、今後「全国介護保険担当課長会議」の情報をもとにシステム分析を進め、TKCではその研究成果を次期システムへ反映させていく計画です。


 さて、制度改正の見直しにより、現段階で介護保険関連システムへ影響すると思われる主な項目は次のとおりです。
(1)総合的な介護予防システムの確立に向け「新・予防給付」が新設される場合、予防給付対象者に係る受給者管理・給付実績管理システムが必要となります。
(2)障害者制度と一元化が実施される場合、支援費システムとの統合が必要です。
(3)被保険者の対象年齢の引き下げがある場合、被保険者管理・保険料納付管理の見直しの他、国民健康保険や給与計算などでシステム改修が必要です。
(4)地域密着型サービス創設と居宅サービスの見直しがある場合、サービスコードや介護報酬の変更など受給者管理・給付実績管理システムの改修が必要です。

 TKCでは今年、現行システムへ市町村合併対応機能を追加。また、情報発信活動の一環として9月から毎月開催されている「全国介護保険担当課長会議」資料を入手し、ユーザ団体へ継続的にご提供しています。さらに今後は制度改正対応と併行して、給付適正化分析や認定審査会機能の強化、大規模保険者の運用対応など機能拡充を図るとともに、多様化する保険者のニーズにも的確に対応するシステム開発に努め、住民サービスの向上をご支援いたします。


TASK .NET源泉徴収管理システム
平成17年1月より提供開始



 TKCでは、平成17年1月より、臨時職員や議員などへの賃金・報酬支払業務から年末調整処理までを可能とする「TASK .NET源泉徴収管理システム」の提供を開始します。
 賃金等の支払業務については、一般に各課個別で行われるケースが多いことから、これまで「税計算などのミスが起こりやすい」「年末調整の際に総務課など主管課が支払実績を各課から集めて集計し直す」など、とても煩雑な業務となっていました。
 このほど新たに開発した「TASK .NET源泉徴収管理システム」は、マイクロソフトの「 .NETフレームワーク」をベースに開発されたネットワーク対応型システムです。関連法規に完全準拠しており、特別な知識がなくても誰でも正しい支払処理が可能で、またこれらに係る主管課の事務処理も軽減することができます。


 システムの主な特長は、以下の通り。
(1)日給・月給など、各種支払形態に対応
(2)社会保険料や所得税を自動計算
(3)所得税計算は、通常の賃金などのほか、委員手当や報酬、料金、契約金および賞金の支払いなどに対応
(4)賃金・報酬等の計算結果に基づき支出伝票を作成し、またe―TASK財務マスターとも連動
(5)資金前途、戻入処理に対応
(6)支払実績をもとに年末調整処理が可能
(7)関連法規に完全準拠し、法改正にも迅速・確実に対応

 システムの活用により、各課での「支払データの入力・修正」「支払伝票の作成」「支払明細書の印刷」等の業務が容易になるほか、主管課における「支給者情報の登録・修正・印刷」「各種印刷(所得税徴収高計算書、社会保険料明細書、賃金台帳、支払状況一覧表、退職者の源泉徴収票)」などの業務も支援。TASK .NETシリーズのニューフェースに、ぜひご期待ください。


地方自治情報化推進フェア
好評のうちに閉幕



 平成16年10月7〜8日、東京・池袋サンシャインシティにおいて「地方自治情報化推進フェア」(地方自治情報センター、行政システム研究所共催)が開催された。2日目の悪天候も影響して、来場者は3000名と昨年を下回ったが、その分、TKCのブースを見ても具体的に電子自治体システムの導入を検討するという目的意識を持った人が目立ったようだ。
 フェアの目玉となったのが、総務省が出展した2つの電子入札システム。特に大型公共事業向けのシステムは、11月から岐阜県においてパイロット運用が予定されており、来場者の目を引きつけていた。また、国が推奨する共同アウトソーシングのひとつの方法として注目されるASPについては、展示企業が少なく寂しい感があった。

今回のフェアでは、ASPについてより詳細な説明を求める来場者が目立った

 そうしたなかで、TKCブースではASPに焦点をあて「公共施設案内予約システム」や導入事例などを展示。平行してマイクロソフト社のブースでも情報セキュリティ関連のASPサービスを紹介したが、プレゼンテーション時には周囲に多くの人だかりができるなど、来場者のASPへの期待のほどがうかがえた。



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