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最短時間でシステム統合、東松島市が誕生



 4月1日、全国19道府県で計170市町村が再編され、新たに44市町が誕生した。“平成の大合併”最多の新自治体が発足したこの日、宮城県東松島市(旧矢本町と旧鳴瀬町が合併)においても、職員や住民など150名が出席して新市の開庁式が行われた。
 当日、市長職務執行者である成沢孝志旧・鳴瀬町長から「市民のための市役所を目指してがんばろう」と挨拶があった後、地元中学生も参加して庁舎銘板の除幕などが行われ、新たな市のスタートをきった。


澄み切った青空の下、新たなスタートをきった東松島市

 東松島市といえば、日本三景・松島の一角を成す「奥松島」や日本三大渓のひとつ「嵯峨渓」など、多くの観光名所を有する地域。人口4万4000人の新市誕生を記念して、当日午前零時に合わせて婚姻届を提出したカップルもいたそうだ。
 そうした祝賀ムード漂うなか、人知れずほっと胸をなで下ろす人々がいた。情報システムを担当した職員の皆さんだ。実は昨年12月、それまでのシステム開発計画を変更し、急遽、「TASK .NET」での統合作業がスタートしたのである。
 実質的な作業時間はたった3か月。合併時のシステム統合に要した期間としては、恐らく最短記録だろう。地元紙が安定稼働を危惧する記事を掲載するなか、職員の皆さんは連日遅くまで統合作業に追われたという。結果、無事にシステム統合をやり遂げた職員の皆さん。東松島市誕生の陰には、まさに「プロジェクトX」を地で行く、名もなき“英雄”たちが存在したのである。



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