電子自治体推進を支援する情報誌「 新風」

【インフォメーション】

タイトル

 平成25年度施行の予定で、いま地方公営企業の会計基準の改定が進められています。
 昨今、企業会計においては、IFRS(国際財務報告基準)を視野に会計基準の改定が着々と進められてきました。一方、地方公営企業の会計制度は昭和41年以来大きな改正がなく、相互の制度上の違いが広がっています。そのため、地方公営企業においても「企業会計原則」の考え方を最大限取り入れた会計基準へ改正するものです。
 現在、見直しが進められているのは、(1)資本制度、(2)会計基準に関する具体的検討事項、(3)財務適用範囲の拡大等――で、このうち資本制度については地方公営企業法の改正に伴い、平成24年4月1日より施行されることになります。
 こうした状況を踏まえ、当社では民間企業向け財務会計システムの開発経験を生かし、経営分析機能の搭載や消費税法に完全準拠した「TASK.NET公営企業会計システム」の提供を平成24年3月より開始します。

まずは資本制度の見直し

 システムの特長は、以下の通りです。

1.既存の企業会計システムの機能を継承

2.新地方公営企業会計基準への準拠

3.日常業務の効率化を支援する機能の充実

①仕訳辞書、摘要辞書の充実

②経理実務に対応した豊富な伝票入力画面

③水道料金システム等とのデータ連携

4.予算管理、業績管理機能の充実

 なお、今後の予定としては平成24年3月に「予算執行機能」、同9月には「予算編成機能」、平成25年3月には「決算機能」の提供を、それぞれ予定しています。
 これと併せて「固定資産管理」および「貯蔵品管理」のサブシステムについてもレベルアップを図ります(平成25年3月提供予定)。
 大幅に機能強化される「TASK.NET公営企業会計システム」へ、皆さまどうぞご期待ください。

タイトル

 平成21年12月の「農地法等の一部を改正する法律」の施行により、農地の効率的利用や農業参入の規制緩和など農政業務を取り巻く環境は刻々と変化しています。これに伴い、農業委員会や農務所管課の業務範囲も拡大する傾向にあり、業務をより円滑に、かつ効率よく実施することが求められています。
 これらを受け、当社では現行のシステムを根本から見直した「TASK.NET農業行政システム」の開発に着手しました。

システムの主な特長・機能強化点は、次の通りです。

1.議案処理機能の強化

 従来の議案処理では、議案の入力と審議結果の管理を主としていましたが、新システムでは、申請・届出の受付から議案書作成、審議結果入力といった進捗状況を管理するための機能を搭載します。

2.農地の利活用を支援

 従来の農地利用の許認可管理(入口規制)に加え、その後の農地の利用状況を管理(出口規制)できる機能を搭載します。

3.農業法人の管理機能強化

 改正農地法における規制緩和により、農業への法人参入が増加することを見据え、農業法人の管理機能を強化します。

4.従来の有効な機能を継承

 従来システムの属人・属地での情報管理(世帯×農地)を継承します。また、さらなる利便性の追求へ、EUC機能で多目的にデータを活用することができるようにします。

 新システムは、平成24年3月に第一次版(議案処理強化)を提供するのを皮切りに、以降、平成24年6月に第二次版(固定資産税との突合機能強化)、同年9月に第三次版(農業委員会委員選挙処理機能強化)、平成25年4月に第四次版(新機能追加)と、4段階に分けた提供を予定しています。
 ほかにも、実務に即したシステムとして農政業務の効率化を図る機能強化を予定しています。ご期待ください。

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 今年10月、「TKC行政ASP/公共施設案内・予約システム」へ「音声読み上げブラウザ専用」機能を標準搭載します。
 近年、市区町村のホームページのウェブアクセシビリティに関するニーズが高まっており、利用者の誰もが情報を均等に取得できる機会が望まれています。そこで、「TKC行政ASP/公共施設案内・予約システム」へ「音声読み上げブラウザ専用」機能を搭載し、利用者の誰もが容易に空き状況確認や予約ができるようにするものです。
 なお、画面のデザイン化にあたっては、実際に音声読み上げブラウザを利用している方に評価していただき、そこで得られた意見を画面デザインや処理の流れにいかしました。
 特に工夫したのは、次の3点です。

1.読み上げ専用の固有名詞を登録

 音声読み上げブラウザで、施設や部屋の名称が正しく読み上げられるよう、読み上げ専用名称が登録できます。

2.一つひとつの画面をシンプルに

 複雑な画面や情報量の多い画面では、内容の把握が難しくなるため、それぞれの画面をシンプルなデザインにしました。

3.予約申込の手続きをシンプルに

 各機能の開始画面から終了画面までの処理の流れで枝分かれをなくし、予約申込などの各種手続きを迷わず進められるようにしました。


 TKCでは、今後もウェブアクセシビリティの向上に努め、より多くの利用者が均等に住民サービスを受けられるよう、利用者視点に立ったシステムの機能強化を継続してまいります。